『囚人のジレンマ』

囚人のジレンマ

囚人のジレンマ

半放置気味だったので、読み飛ばして片付けた。
当時のアメリカ風俗や英語の言葉遊びなど、難し過ぎる。そこで訳注が多くなるのだが、無理がある。Duck Typing (Duck Test)には注釈付いてなかったしな。注釈本でも編まないと、完璧なものは不可能だ。外国人が翻訳で読むのには適さない小説だろう。科学や現在の話ならまだついていけるのだが。
小説の構造についてはパワーズにはお手のものだし、全体のストーリーも心に馴染んでくるだけに、読み辛さだけが残念。